私の質問は 1. あってはならない児童虐待 2. 町内3中学校の大規模化、小規模化について 3. 町制施行50周年事業についての3点であります。
児童虐待の記事が新聞紙上をにぎわしています。昨年は生後間もなくの幼児や5歳児等々多くの児童が親の虐待にあい命を落としています。そして今年になってご存知のように千葉県では小学低学年の児童が親の虐待にあい不幸にも命を落としています。不幸な家庭の関係する学校、児童相談所、警察の対応に問題がなかったか。それらが有機的に連携をしていたら防げたのではないかと大いに悔やまれます。親のしつけと虐待は紙一重のところもあるので問題を難しくしています。
あってはならない児童虐待です。これらの事件を機に町内の児童虐待についてお伺いいたします。
1.学校及び町で把握した児童虐待の状況、
2.児童虐待が疑われる案件の対処方法
3.児童虐待の制度としての防止対策の3点です。
次に町内3中学校の大規模・小規模についての質問です。
町内3中学校では生徒数に大きな差があります。最近の学校要覧では小針中学校の生徒数944名は南中学校272名の3.5倍になります。10年前と比較しますと、南中学校は285名ではほぼ増減なしのところ、小針中は471名の倍増となっています。今後も学校による生徒の格差はますます大きくなりこれでいいのかと誰でも考える状況になっています。
所属委員会では昨年の、まさにこの問題に直面しておられる2自治体への所管事務調査をしたわけですが1校目の川崎市立西中原中学校は生徒数1349、学級数1学年12学級×3の36学級の超マンモス学校であります。
更に静岡県の函南町では小学校5校中、学級数6のいわば小規模校が二校でした。大規模校、小規模校それなりにそれぞれのメリットを最大限生かしておられる状況をつぶさに感じ取ってまいりました。
伊奈町教育委員会ではますます広がる一方の大規模、小規模校にどのように取り組んでいくのか関心がもたれていましたが、解決策の一つとして通学区審議会を複数回開催し協議の末、指定通学区制度を一部変更して大規模化、小規模化を減らす方策をとられたようです。昨年の11月には 大規模校から中規模または小規模校へ、中規模校から小規模校へ選択により行けることになりそのことが公表され今日に至っております。そこでお伺いいたします。
まず、1.中学校の適正規模をどう考えているか。
2.追加された一部中学校選択制度の希望状況はどうか。
3.来年度以降数年間の予想規模はどうかの3点です。
最後の質問は町制施行50周年事業についてです。
昭和18年に小室村と小針村が合併して伊奈村が誕生しました。その後、昭和の合併では市町村数がほぼ3分の1なっても伊奈村はどことも組みせず昭和45年に人口1万人を機に町制を敷き伊奈町となりました。
来年平成32年は町制施行50周年にあたり、今年度はプレ50周年記念事業が年度途中から始まろうとしています。そこで伺います。
1.計画中の記念事業は何か。
2.町制施行記念の周年事業にどんなものがあったか。
3.格別大きな節目となる「50周年」を迎えるにあたり、後世に残るほどの記念すべき事業展開が望まれるがどうか。
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