平成28年3月伊奈町議会本会議 議席番号14番、民主党無所属の会の青木久男です。 私は平成28年度伊奈町一般会計予算について賛成の立場で討論いたします。 政府は20年近く続くデフレからの脱却にさまざまな対策をとっております。いままで、アベノミクスの大胆な金融政策を始めとする三本の矢の成果で、緩やかな回復傾向にあるといわれてきました。ところが、道半ばのここに至ってややその陰りが見え始めました。昨年末には年明けには2万円台にも突入するのではと、巷間まことしやかにささやかれた日経平均株価も正月を境に大幅値下げの傾向が続き、この8日に出された昨年10月から12月期の国内総生産の第二次速報値でも実質で前期比マイナス0.3%、年率に直すとマイナス1.1%と力不足です。さらに12月の実質賃金は前年同月比マイナス0.1%と2ヶ月連続のマイナスとなっています。経済の好循環を興してデフレ脱却をという目論みはうまくいってないようです。 また先の施政ならびに予算編成方針にもあるように来年4月の消費税率引き上げをめぐる耐久消費財を中心とする駆け込み需要も以前ほど期待できないと予測されています。このような不安要素の中でも、「未来を担う子供たちのために、しっかりと将来を見据え、適宜を逃すことなく先手、先手で対策を打ち込んでいく」との町長の強い決意には大いに賛同するところがあります。 さて、28年度の伊奈町一般会計歳入歳出予算は総額113億6600万円で昨年比0.02%の微減であります。歳入では町税で53億9979万7千円で歳入総額に占める割合は昨年度当初と同じ47.5%です。構成比順にあげると2位が国庫支出金で12.2%、次いで地方交付税の8.8%、町債8.1%となっています。 寄付者に町の物産等で返礼する制度は昨年度から実施され、なかなか好調のため28年度は収入額を2倍の1000万円を見込みました。返礼品や事務経費を引くと残りは4割となり、逆に町民の他市町村への納税による町民税の減収もあることから喜んでばかり入られません。この点はまさしく自治体間の競争でいかに町への寄付者を募るかが試されることになり、我々も含めて知恵と工夫が適宜試されるところです。 このような数々の実績を残し町長は惜しまれながらも退任する決意をしました。平成16年、町長就任時3万5千人だった町の人口も現在では約4万4千人と大幅に増加し、町も大きく発展したのは これひとえに住民と共に歩んだ野川和好町長本人の大きな功績であることは明白です。 以上をもちまして私の賛成討論といたします。 |