文教民生常任委員会委員長報告(平成17年9月議会9月20日最終日)

 

8番、文教民生常任委員長の青木久男でございます。議長より発言の許可をいただきましたので、同委員会の審査の概要と結果についてご報告申し上げます。期日は平成17年9月8日、場所は全員協議会室、出席者は議長並びに全委員、執行部からは町長、助役、教育長、企画課長、総務課長、および所管の関係課長ほかの方々です。また、職務のため出席をした職員は議会事務局長と局長補佐でございました。

 

 開会は午前93分。町内視察場所は協議の結果、3小学校のプールと更衣室それに水道施設となりました。付託された案件の審議に入る前に休憩して、関係する現地の視察を行いました。

再開は10時42分、初めに、町長よりごあいさつをいただきました。

 当委員会に付託されました案件は、議案5件、であります。これらの議案等を一括議題といたしました。なお、本会議における提案説明並びに自宅での審査期間もありましたので、直ちに質疑に入り、

 

初めに、第49号議案 平成17年度伊奈町一般会計補正予算(第3号)の所管事項について質疑を行いました。

 

 第3款民生費、第4款衛生費について、

委員から、社会福祉費、衛生費、清掃費の各総務費における人事異動に伴う人件費補正についての内容を問う質疑があり、

執行部から、社会福祉費分では補佐クラスの他部局異動の減少分、衛生費では課長と係長異動による各付け差額分を追加、清掃費は業務増による係長クラスの増加分との答弁がありました。

続いて委員から、16ページ介護保険特別会計のコンピュータ経費分を一般会計から繰出す理由の質疑に、特別会計の事務費については一般財源から支出することになっているとの答弁があり、17ページ国民年金事務費委託料219万3千円の内容を問う質疑に対して、国民年金未納者の所得状況を社会保険庁に情報提供するためのシステム変更料で全額国庫からの委託金であるとの答弁があり、さらに委員から、18ぺージ老人医療費県補助金返還金106万円の老人保健との関係と、管外保育委託料が予算ベースで2倍以上もの補正となるが当初の人数と今後の増加数の見込みを問う質疑がありました。執行部から、この返還金は老人保健とは関係なく、県の単独事業で一定年齢の老人(昭和9年1/1・・10年12/31)の医療費を半額補助すると言うもので事業の確定によりその超過分を県に変換するものである。管外保育委託料では当初9名を見込んだが、今回、入所希望者の増加で21名と見込んだ。その不足分988万7千円を増額補正するものだとの答弁がありました。

委員より,保育料が約600万円増となっていることから、各保育所の定員と現在員の関係はどうか、職員給与935万3千円増の増加職員数を問う質疑に、執行部から、9月1日現在、北保育所、定員75名のところ92名、充足率122.7%、中央、70名のところ84名、充足率120%、南、60名のところ74名、充足率123.3%,全体で122%の充足率である。また、年度初めに保育業務の充実を図るため南と北保育所に配置した男性の所長補佐二人分の人件費を今回補正で増やしているとの答弁がありました。

委員より、それぞれ定員オーバーしているが、一人当たり何平米と言うような国の基準を下回っていると思うがどうか、との質疑に、国の基準では5月1日より125%までは認める、となっている。人口増の中、北保育所を移転建築し定員増を図るよう計画している。それまでは国基準をオーバーしないなかで、出来るだけ保護者の要望にこたえるようやっていくように考えているとの答弁がありました。委員から、国基準内だからいいというのはいかがなものか。必要なものについては増改築したりしてスペースを確保すべきだと思うがどうか。との質疑に、執行部から、北保育所、中央保育所とも増築をし、それぞれ定員増を図ってきている。また、保育士の増員も図りながら対応してきているとの答弁がありました。委員より、待機児童数と管外委託のケースについて質疑があり、9月1日現在、待機児28名だ、管外の場合、転入にあたり窓口で家庭保育室の入所を案内したりするが、現在の市町村にそのまま継続でいいのか保護者に確認いただくとか、民間を探してきて町に管外を申し出るとかがあり、保育に欠ける状況を確認して、相手市町村と協議、受入れ可能であれば決定していく。との答弁がありました。委員より、転居等で空きが出た場合、すぐ待機児童を入れることは出来ないのかとの質疑には、事前に早めにいつをもって退所すると届け出があれば、そのあいた部分に次の待機児を入れるようにしているが、月末で突然今月でやめるといった場合もあり、手続き的に間に合わなくて一ヶ月、その分あけてしまうこともあるとの答弁がありました。

 

次に、第9款、教育費について、

委員より教育総務費333万5千円、給食センター費88万5千円の減額、ゆめくるの294万8千円の各補正について質疑があり、委員指摘の通り、いずれも人事異動による人件費の異動であるとの答弁がありました。

以上で質疑が無く質疑を終え討論に入りましたが、反対意見、賛成意見ともになく、討論を終え、つづいて採決に入りました。第49号議案の所管事項について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めたところ、挙手全員でありました。よって、第49号議案のうち所管事項については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 

  次に、第50号議案 平成17年度伊奈町老人保健特別会計補正予算(第1号)の質疑を行いました。

  委員より、7ページの一般会計繰出金 2,400万円ほどの中身等について質疑があり、執行部より、これについては県負担金と同額を繰り入れするために、過大に繰り入れた分を一般会計に戻すというものである。この負担の割合は以前、平成14年9月まで、医療費の交付金70、公費負担金30で(県と)町の負担は600分の30、即ち5%(ずつ)だったが、七割では各保険者の負担が難しいということで、公費負担を3割から5割に上げるということで推移している。したがってその後、(交付金と公費のうちの)公費の負担割合が段階的に引き上げられてきて、この10月からは町の分は600分の46、来年10月以降は600分の50となる。との答弁がありました。

委員から、繰越金1億3,555万4,000円について、予算を立てる段階で見込まれた7割ぐらいは繰越金で立てておくことは難しいのかどうか。歳出で3,500万円医療費の増額が見込まれるとのことだが、どのような傾向でこの金額を見たのかという質疑があり、執行部から、平成15年度の決算で歳入不足に陥り、繰上充用をやった経緯がある。平成16年度は繰越金が見込めないということで、1,000円の口あけということでした。繰上充用しますと2年か3年はかなり厳しい状況が続くわけで、繰越金も額が見込めなかったということだ。また、医療給付費の増額については、今までの実績をもとに試算する。ただ、今回については余裕を見て、この額を計上したとの答弁がありました。

以上で質疑が無く質疑を終え討論に入りましたが、討論なく、討論を終え、つづいて採決に入りました。第50号議案平成17年度伊奈町老人保健特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めたところ、挙手全員でありました。よって、第50号議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 

 次に、第51号議案 平成17年度伊奈町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の質疑を行いました。

  委員より、退職者がふえているが、退職されて国保に入る人数はどのくらいふえてきたのか。その内容。また、国保加入者に対する国の負担についての質疑があり、執行部から、退職被保険者数は、本年1月1日現在 2,161人、前年度が1,917人で、244人、12.7%の増となっている。

療養給付費等負担金では国保給付費の財源構成が従来、定率国庫負担40%だったものが今年度から36%に割合が変更になったため、激変緩和措置としてその差4%が当面の間、県から普通調整交付金として支払われる。結果、町としては従来どおりになる、との答弁がありました。委員より、医療諸費、高額医療費で補正額の計上方針を問う質疑がありました。執行部より、療養費、給付費等の見込みでは、補正する時点までの1か月の平均に、残りの月数を掛け、年間の金額を算出する。それと当初予算と比較して、不足の場合には補正をお願いするわけだが、足りないと困るので若干の余裕を見て、きりのいい単位の金額を出しているとの答弁があり、委員より、人間ドック検診奨励補助金について、今年度の受診状況、それから年次ごとの推移を問う質疑がありました。執行部から、平成16年度、ドック検診、58名。今年度は、既に37名が利用されたようだが、今後、不足を想定して、2万円の25名分、50万円の補正をお願いした。との答弁がありました。委員より、一般的に、人間ドックのPR等をして、それ相当の受診率が高いところほど医療費は下がってきているという傾向がある。今いろいろやっているけれど、それ以外にもっとすそ野を広げて周知徹底することを何か考えているか、との質疑がありました。執行部から、PR方法では広報紙等を利用することはもちろん、生活習慣病予防教室の開催にあわせ、この辺のPRもやっていきたい、との答弁がありました。

 

 質疑は以上で終え討論に入りましたが、討論なく、討論を終え、つづいて採決に入りました。第51号議案 平成17年度伊奈町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めたところ、挙手全員でありました。よって、第51号議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 

  次に、第54号議案 平成17年度伊奈町介護保険特別会計補正予算(第1号)の質疑を行いました。

委員より、総務管理費、一般管理費の2,209万8,000円、業務プログラム変更委託料、この内容について、と介護保険と一般会計の間での繰り入れと繰り出しを相殺して計上する処理はできないものかとの質疑に、執行部からプログラムは今後の介護保険の大幅な法改正に対応できるシステムの導入になる。 一般会計の繰り出しは16年度、過年度分の精算だ。との答弁がありました。

 

ほかに質疑なく討論に入りましたが、討論なく、討論を終え、つづいて採決に入りました。第54号議案 平成17年度伊奈町介護保険特別会計補正予算(第1号)について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めたところ、挙手全員でありました。よって、第54号議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 

  最後に、第55号議案 伊奈町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の質疑を行いました。

委員より、資源物の古紙持ち去りを防ぐ手立ては何か。ごみ置き場にきちっと、こういうふうになりましたというものを準備するのかとの質疑に、

執行部からまず、条例可決後は、広報紙あるいはホームページで、資源物については町に所有権があるということを広く周知していく。またこのことで、無断持ち去りが窃盗罪になるということを、広く業者に徹底し、指導していきたい。10月1日から持ち出し禁止のステッカーを、指定の場所に張り込む。との答弁がありました。委員から、今回、罰則規定を設けなかった理由が尋ねられ、執行部から、草加市越谷市戸田市の3市では、罰則規定を設けたが、当町を含め20市3町2事務組合の場合は所有権の規定を設けて、持ち去りに対しては、最終的には窃盗罪になるというようにした。いずれも、現在まで市、町、または警察からの文書による警告で、持ち去りという実態は防止することができたということだ。罰金刑か窃盗罪かいずれかの方法で、どちらが実効性があるのかという問題だが、聞き取り調査では、いずれの方法でも十分に防止効果が図られるものと判断しまして、町は後者の窃盗罪というような形で対応することになったわけだ。との答弁がありました。委員から、被害届には被害額がつかめないといけないから、どの集積所では古紙が毎週どのくらいあるかなどの、データを取っておく必要がある。そのような態勢も考えているかどうか。との質疑に、執行部から、上尾警察署と協議しましたら、こういう事例では、現場を押さえても即、現行犯で逮捕ということは、できない。その現場で車を撮影し、文書による勧告で大体おさまるとのことだ。それでもだめなら警察の方で今度は所定の手続にどんなものが必要かの問題になるが、そこに行くまでには、今のところほとんど片づいているという結果だ。今後はまた警察とも相談しまして、より実効性のある形をとっていきたいとの答弁がありました。

  質疑は以上で終え討論に入りましたが、討論なく、討論を終え、つづいて採決に入りました。第55号議案 伊奈町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めたところ、挙手全員でありました。よって、第55号議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で、文教民生常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。

最後に副委員長から挨拶があり、午前11時55分、閉会いたしました。

 

以上でございます。

 

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