平成16年9月9日本会議

 初日の行政報告について二、三お尋ねします。
 先週浅間山が噴火したり、さらに、続いて和歌山近辺では震度5弱の地震が起きたりしました。このように災害は時日をば選ばずやってくるものであるし、災害を想定しての常日頃の訓練は人命、財産を守る上で効果的であることは言うまでもありません。 行政報告について、質問の一つは、先月28日の防災訓練が中止されたことです。これで、昨年に続いて2年連続で防災訓練がなされなかったことになります。この結果、災害に備える気構えというか、防災意識の低下が心配されるのですが、この件についてどう考えるのか、見解を伺います。
 次に、中学生の社会体験チャレンジ事業について、今年も、また、実施されたり、実施されようとしていとの報告がありました。そこで、このような体験でどのような成果があるのか、お伺いいたします。昨年度の生徒の感想や体験記にはどんなものがあるか、保護者の感想はどうか、さらに三日間の体験事業で減った授業時間の穴埋めはどうしているのか気になるところです。合わせてご回答戴きたく思います。 
 最後に、夏休み中の青少年非行防止運動で町内を三地区に分けて計23回延べ150人が参加したとの報告がありましたが、対象者、実施者はどういう人であったのか、また、期間中の非行はどうだったのかお伺いいたします。
 以上、大きく分けて三点、宜しくお願い致します。


◎野川和好町長 青木議員のご質疑のうち、防災訓練の2年続けての中止、また夏休み中の青少年非行防止運動に先にお答えを申し上げます。
 まず、防災訓練についてでございますが、ご承知のとおり災害による被害を最小限に食いとめるためには常日ごろから一人一人が防災意識を持つことが重要であります。このため、町では区長会や各地区の役員会、班長会議などの機会を通じて、災害の怖さ、防災の重要性を説明するとともに防災用啓発冊子の配布などを行い、防災意識の向上に努めてきたところでございます。
 また、昨年度は防災訓練にかわりまして講演会を実施いたしました。これは、中学校の工事ということで前からわかっていましたので、これは講演会の方を実施したわけでございます。防災関係機関、団体等多数の参加を得まして、「大震災、主婦の体験から」と題し、災害に対する備えや人間関係の大切さについて講演を行ったところでございます。
 また、現在、設立された自主防災組織の活動といたしまして、夏祭りなどの機会をとらえ、消火訓練や心肺蘇生法の訓練などを行っていただいております。
 平成15年・16年度の防災訓練は、会場や天候により中止となりましたが、議員ご指摘の防災意識が低下することのないよう、今後も防災意識の向上に努めてまいりたいと考えております。
 次に、夏休み中の青少年非行防止運動についてお答え申し上げます。
 夏休み中の青少年非行防止運動は、青少年を対象とした事業でありまして、夜遅くまで開いているコンビニ店、カラオケボックス店などを対象にのぼり旗等を掲出させていただき、また地域ぐるみ青少年健全育成連絡協議会や青少年育成推進委員の方々のご協力によりまして町内のパトロールを実施したところでございます。この間、問題事例も発生せず、パトロール・啓発運動の成果であると認識しており、今後も機会をとらえ青少年の非行防止に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、社会体験チャレンジ事業についてお答え申し上げます。
 本事業は、平成13年度から県の施策としてご指導があり、また本町といたしましても毎年町の商工会の方のご協力を得まして実施してまいりました。各事業所、平成15年度は町内49の事業所の協力によりまして無事実施することができました。今年度も町内事業所46事業所の協力を得て実施しているところでございます。
 最初に、どのような成果があるのかについてでございますが、大きく分けて4つの成果がございました。
 1つ目は、地域の事業所の人々と温かい交流を通して心の触れ合いがございました。これもお手紙等を町の方にもいただいております。
 2つ目は、保護者の関心が高く、家庭における話し合いの機会となる、家族との触れ合いが増したということでございます。このことは、特に女の生徒がちょうど思春期に入りまして、そのようなことで家庭内では会話が少ないということで、このことに関してはすごくいいということで直接私も親御さんからもお話を伺っております。
 3つ目は、働くことの大切さや喜びを感じ取られ、勤労観や職業観を深めることができました。
 4つ目は、子供たちがあいさつや敬語等のマナーの大切さを学び、社会性を高めることに資することができました。
 続きまして、昨年度の生徒・保護者の感想はどのようなものがあるかということで、先ほど申したとおりでございますが、まず生徒の感想でございます。地域の方から親切に仕事を教えていただいたこと、かかわりを持っていただいたこと、素直に喜び、と同時に仕事を体験し働くことの意義を知り社会の仕組みを学ぶ場所となったという感想が多くありました。
 次に、保護者の感想でございますが、我が子の成長を喜び、効果がうまく出ている、感謝しているとの感想がございました。私自身も手紙をいただいております。また、チャレンジでの体験を家庭で語るといった、先ほど申し上げたように家庭の団らんの時間がふえたということを特に多く母親の方から聞いております。
 という感想が多く見られているわけでございます。
 このように生徒も保護者も本事業を肯定的にとらえ、その意義を認める感想が多かったと受けとめております。
 最後の質問、減った授業時間についてでございますが、標準授業時間数を確保しても年間授業時数には余裕があります。ですから、各学校ではその時間を日常の活動に有意義に活用しており、本事業も授業に支障なく実施することができるというふうに認識しております。
 以上でございます。

◆(青木議員) 大変細かくご回答いただきましてありがとうございました。
 防災訓練については、考えてみますと、まあ考えなくてもそうなんですけれども、町長の初めてのりりしい姿を見たかったというファンがいまして、なぜこんなのでやめちゃうんだというようなことを私おしかりを受けましたけれども、それは町長に聞いてくれというふうに答えておきました。
 それはともかくとして、防災意識の低下、やはり常日ごろから多少小雨決行でもやるんだというような意気込みでこういうものは当たらないと、なかなか住民の方に浸透しないんじゃないかというのは私の考えでございます。体育祭ですら小雨決行なんてことがあるんでございます。まして真夏でございますので、多少雨が降ってもそんなに健康に差しさわりがあるとは思えないわけなんですね、いろんなことを考えますと。
 ですから、今回、しかも2年連続で中止になっちゃうんだということもいろいろ執行部の方は考えたんだと思いますけれども、そういう結果を選択されたわけなんですけれども、どうですか、町長、このぐらいだったらやろうとかという話は執行部内でなかったのかあったのかお伺いいたします。
 それから、夏休み中の青少年非行防止運動なんでございますけれども、若いお母さん方、まだ30そこそこなんていう方が夕方薄暗くなって自転車であちこち回っていました。私は、それを見てご苦労さまと言いましたけれども、こういう物騒な世の中でございます。お母さん方がやられちゃっては大変なので、そこら辺もそういうことのないような対策というか、そういうものがあったんでしょうか。
 夜間のパトロールはあったんでしょうか。あったとしたら、非行は夜間に多いわけですよね。私が知る範囲でも夏休み中にポスターが燃やされたり、いろんなことがございましたけれども、そういうようなパトロールはどうだったんでしょうか。昼間だけではちょっと物足りないような気がします。また、それなりの人たちに任せるべきだというような気もいたしますけれども、どうなんでしょうか。
 最後に、社会体験チャレンジ事業、もう今回で4回目というようなことでございます。先ほど4つのメリット、町長から披露されまして、なるほど大変いい効果があるんだなと思いますけれども、一つ心配するのは、やはり学力低下という問題が今全国で問題になっております。そして、今、先ほど町長の方で余裕時間があるんだと、それをやりくりしてやっているんだというけれども、実際、余裕時間というのはあるものなんでしょうか。その1点だけお伺いいたします。
 以上です。よろしくお願いします。


◎野川和好町長 先に1つだけお答えします。あとはまた担当の方からお答えいたします。
 行政間でそのような話あったかと。もちろんありました。昨年のことはちょっと私も認識なかったんですが、昨年も中止だったのでということで、担当の方も悩みまして、ですから天気予報のあれが出まして、どうしましょうどうしましょうで前の日ずっとやっていました。その中で考えたのが重機を持ち込まなくてはならんということで、あの場所へ。そうしますと、重機を持ち込んであそこをかき回しますと大変なことになってしまうということと、その決定をする段階では、天気予報ですと午後から相当な雨が降るというふうにありましたので。
 結果的に、あのような天候でしたらもちろん私はやるつもりでございましたけれども、天気予報ですと大分途中から本降りになるということで、それとあの場所に重機を持ち込むということで、どのような状態になるかは議員のご想像のとおりでございまして、そのようなことで、大変私も申しわけないと思ったんですが、苦渋の選択といいますか、決断の難しさ、つくづく私も感じました。一つ勉強になりました。
 来年はひとつよろしくお願いいたします。


◎野川和好町長 先に1つだけお答えします。あとはまた担当の方からお答えいたします。
 行政間でそのような話あったかと。もちろんありました。昨年のことはちょっと私も認識なかったんですが、昨年も中止だったのでということで、担当の方も悩みまして、ですから天気予報のあれが出まして、どうしましょうどうしましょうで前の日ずっとやっていました。その中で考えたのが重機を持ち込まなくてはならんということで、あの場所へ。そうしますと、重機を持ち込んであそこをかき回しますと大変なことになってしまうということと、その決定をする段階では、天気予報ですと午後から相当な雨が降るというふうにありましたので。
 結果的に、あのような天候でしたらもちろん私はやるつもりでございましたけれども、天気予報ですと大分途中から本降りになるということで、それとあの場所に重機を持ち込むということで、どのような状態になるかは議員のご想像のとおりでございまして、そのようなことで、大変私も申しわけないと思ったんですが、苦渋の選択といいますか、決断の難しさ、つくづく私も感じました。一つ勉強になりました。
 来年はひとつよろしくお願いいたします。


◎中村安信教育長 中学校の社会体験チャレンジ事業にかかわる授業時間の確保についての再質問にお答え申し上げたいと思います。
 中学校の標準授業時数というのが、これが学習指導要領で決まっておりまして、これの年間が980時間というふうに定められております。これは週当たり28時間、年間で35週として計算された数字であります。大体年間授業日として計算されるのが年間平均40週から42週と、こんな数字になっております。したがいまして、大体平均40週年間授業日があるわけですけれども、そのうち35週の時間数が授業日というふうなことになりますので、大体5週間から4週間分の時間数、これが学校行事その他の時間で弾力的に学校で活用できる時間、こんなふうになっているのが現状であります。
 したがいまして、このチャレンジ事業、3日間でしたけれども、そこらのところを操作して活用させていただいていると、これが現状でございます。


◆(青木議員)大変ありがとうございました。
 2点ほどお伺いします。
 町内パトロールなんですけれども、夜はやったのかやらなかったのかという質問、まだ答え聞いていないんですけれども、男性は昼間は仕事があるということで、では夜なんかはよかったのではないかと思うんですけれども、夜やったのかな。旗は立てたというのは、コンビニなんか、それは聞きましたけれども、それは聞き漏らしたのか、答弁お願いします。
 それから、社会体験事業で40週のうち5週まだ余裕があるんだと。3日間体験事業に費やすことによってカットされた授業はどんなものなのか。学校によって違うかもしれませんけれども、例えば英語だ数学だとかというんじゃなくてどういう授業がカットされたのかお伺いいたします。


◎清水弘地域振興課長 夜間パトロールの関係でございますが、夜間パトロールも実施してございます。その中で女性につきましても何名かの方がご出席いただきまして夜間パトロールを実施いたしました。
 以上でございます

◎中村安信教育長 何の授業がカットされたかということですけれども、週の時程によって該当する日がどんな教科があるかということが計算されております。そこに見合う数値、これがいわゆる余裕の時間で使われて整備されていくと、そういう弾力的な運営をとっております。


◆(青木議員) ありがとうございました。
 以上です。

木久男公式サイ

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