一般会計予算に対する賛成討論 平成16年3月議会
8番、民主党の青木久男でございます。私は第6号議案、平成16年度伊奈町一般会計予算について賛成の立場で討論を申し上げます。
厳しく長い経済不況のなか、幾分回復の兆しは見えはするも、先日のスペイン同時列車爆破事件に例のアルカイダが関与しているのではという憶測にニューヨーク株価が大きく値を下げ、日本も其れに連動して軟調に転じるなど、まだまだ不透明部分が多く、本格的な景気回復には程遠いものがあります。
さて、平成16年度当、予算案でございますが、特筆すべきは平成15年度当初予算対比2億4、900万円、率にして25.8%もの地方交付税が三位一体の改革の名のもとに大幅な減額となるなど、厳しい予算編成を余儀なくされておるところでございます。もとより地方交付税は地方公共団体の税収入の不足をカバーし、あわせて地方団体間の財源の格差を調整するために国から配分されるものでありますから、国による減額分に見合う充分な財源の確保が保障されねばなりません。
しかしながら、このように大幅な税源削減があるとはいえ、住民福祉向上のため、一刻も休むことのできないのが行政でございます。本議会初日に発表された平成16年度施政及び予算編成方針で町長はいままでの経費全般にわたる節減合理化や施策の厳選に加えて補助事業の導入、地方債の活用、基金の取り崩しによる財源の確保を図ったと述べております。私は町長が、厳しい財政状況の中、種々工夫を重ね、住民のため一歩たりとも後退しない本予算を計上したことにまずもって敬意を表する次第であります。
このようにして編成した一般会計予算は歳入歳出総額97億8,000万円で平成15年度当初予算対比9,9%増となりますが、住民税等減税補てん債の借換債6億9,670万円を除くと実質2,1%増となります。
歳出の主なものは総合振興計画策定事業に655万7千円、交通体系整備では町内巡回バス一台を増やして2台体制とし、町民の利便性の向上を図ったこと、ニューシャトル志久駅に公衆トイレを設置、これで町内すべての駅にトイレが完備されるようになります。義務教育関係では仮称小針北小学校建設が来月の補助金申請に続いて校舎およびプール棟建設が始まります。予算には今年度分用地取得費2億円、上記工事請負費に5億8,752万円その他が見込まれております。そのほか、投資的経費では道路・排水路・公園・下水道・区画整理などの生活基盤整備関連予算が計上されております。
現在審議中の本一般会計予算はおおまか以上の如くでありますが、相変わらず委託が多いことや、我々が主張した部長制などの機構改革は後回しになったのか、一切盛られてないことなどに多少危惧の念なしとは言いませんが、総体的に多くの皆様の意見を多く取り入れた民主的でより良い予算であることを認め賛成するものでございます。
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